宇宙兄弟 39巻 の小話 [生活]
ある二人の青年が広場でキャチボールをしていた。
片方のミスった投球をもう一人が思いっきり飛んでナイスキャッチしたが、
着地の時に水溜まりにはまってびしょ濡れになってしまった。
その様子を離れた場所から見ていた主婦たちが疎ましそうに話すー
「不注意だからあんなことになるのよ」
別の場所で見ていた男もつぶやいた。
「下手な奴がいつも暴投して、できる奴に迷惑をかけるんだよな」
また別な場所で見ていた男が言った。
「嫌がらせじゃないのか?どう見てもワザと水にはまるように投げていた」
当の二人の青年たちは、ただミスをして、水に濡れただけだった。
何事もなくキャッチボールの続きを楽しんだ。
作者:小山宙哉
片方のミスった投球をもう一人が思いっきり飛んでナイスキャッチしたが、
着地の時に水溜まりにはまってびしょ濡れになってしまった。
その様子を離れた場所から見ていた主婦たちが疎ましそうに話すー
「不注意だからあんなことになるのよ」
別の場所で見ていた男もつぶやいた。
「下手な奴がいつも暴投して、できる奴に迷惑をかけるんだよな」
また別な場所で見ていた男が言った。
「嫌がらせじゃないのか?どう見てもワザと水にはまるように投げていた」
当の二人の青年たちは、ただミスをして、水に濡れただけだった。
何事もなくキャッチボールの続きを楽しんだ。
作者:小山宙哉
2021-03-01 12:16
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