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旅行先で子どもが熱を出しました [生活]

旅行先で子どもが熱を出しました

旅行先、しかも海外(アメリカ)で、1歳になる子どもが熱を出しました。最初の冬に少し風邪はひきましたが、その時は熱はそれほどでもなく鼻水がつらそうでした。

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しかし今回は発熱!しかも念のため持ってきていた体温計で、本人が嫌がるところをなんとか計ったら40℃!ということで、かなりびっくりしました。

初めは病院に連れて行こうかとかなり悩み、アメリカンエキスプレスのクレジットカードに付帯している「メディカルサポート」にも連絡しました。

メディカルサポートを使ってみた詳細はこちら

ネットで「1歳」「40℃」などで検索すると、ありがたいことにいろいろ情報が得られました。それで少し落ち着いたものの、ここはアメリカ!アメリカで病院なんて行ったこともありません。日本の小児科と何が同じで何が違うのかもさっぱり分かりません。
しかも金曜日の夕方!救急病院に行くことになりそうですし、アメリカの空港での入国審査の時など、どれだけ長い行列ができている時でも、しっかりランチタイムの休憩に入る(代わりの人が来るわけでもない)お国柄ですから、不安は募ります。

しかしアメリカと言ってもこんな小さい子どもにいきなりいろいろ薬も出さないだろうし、血液検査をするとしても採血もかなり大変だろうし、解熱剤もらって帰ってくるだけ?ならドラッグストアで買えばいい?と思ったのですが、解熱剤って何を使えばいいんだろう?とさっそくつまづきました。

子どもに使う解熱剤で検索すると、
アセトアミノフェンが安全。
商品名で言うとカロナールとかアンヒバ。
イブプロフェンも使える。

アスピリン、メフェナム酸、ジクロフェナクナトリウム、インドメタシンなどは使わない!!

さて、アメリカで買えるのは?
アメリカ 子ども 解熱剤 で検索すると
Tylenol(タイレノール)という薬が出てきます。成分はAcetaminophen(アセトアミノフェン)ということでOKです。そしてどうやらInfantsと書かれた赤ちゃん用があるらしい!

さっそくCVS(大手ドラッグストア)に向かいました。
そこでInfants用のTyrenolを探し、見つけました。ちなみに隣には、CVSのオリジナルブランドの、同じAcetaminophen(アセトアミノフェン)と書かれたそっくり商品がありました。
もちろんそれでも効き目的には同じだとは分かりつつ、それではない高い方を買いました(笑)。ちなみに新生児乳児用のTyrenolにはチェリー味とグレープ味がありましたが、グレープ味の方が少なかったので、こっちの方が売れているのかな?と思い、グレープ味を買いました。

せっかくドラッグストアに来ましたので、ちょっと奮発して、耳で測る体温計も買いました。というのも、日本から持ってきていた普通の脇で測る体温計ですが、本人がとても嫌がって、抜こうとしてしまうので、必然的に抑えざるをえなくなり、本人はもっと嫌がるという悪循環をすでに何度か繰り返していたからです。

ホテルに戻って、実食!
ではなく本人に飲ませる番です。

グレープ味のシロップを針のない注射器のようなスポイトで測り、離乳食用のスプーンに乗せて口元に運ぶのですが、嫌がって口を開きません。離乳食の果物がすりつぶされたようなものがパックに入っているものと混ぜてかろうじて飲み込んでくれました。
1時間もかからなかったと思いますが(その時は気が動転していたので、思い出した時に時間感覚がおかしいです)、熱が少し下がり、38℃台にはなりました。すると本人も少し元気になって遊びはじめ、お水や母乳を飲んだり、離乳食も食べられました。それまで苦しそうでうなされていたのが、熱によるものだとわかり、一安心しました。
しかし、ホッとして大人が交代で食事をし、寝かしつけて少しすると(意外と時間が経っているものです)、また熱が上がってきて苦しそうになってきました。本人も半分寝ながらうなされている感じです。このままでは眠れなさそうということで、再びタイレノールを飲ませることにしました(時間はあいていましたし、そもそも最初は量が少なめでした)。
今度は半分寝ていることもあり、注射器型のスポイトで、直接口の中にピュッと出しました。吐き出してしまうかとも思いましたが、吐き出す元気もなかったのか、そのまま飲んでくれました。

ちなみに耳式の体温計ですが、耳に入れてスイッチを押すと約1秒で測ってくれるのですが、それでも子どもは嫌がりました。高熱でぐったりしている時は測れるという感じでした。

翌日の午前中は少し熱も落ち着いてはきましたが、しっかり熱く、熱のせいで苦しくて食べられないようだったら、解熱剤を使って様子を見ました。熱も上がっても38℃台になり、ぐったりではなく元気になってきました。


結果としてはこれでよかったようです。
後から小児科の先生に聞いたところ、
・1歳の子どもの発熱はそのまま様子をみてよい。
・3日ぐらい続くこともある。
・発熱時は冷却(クーリング)のみでいいが、苦しそうならタイレノールなど解熱剤を飲ませてもいい。
・水分を摂ったほうがいい。食事がとれるなら水分多めの食事にすればよい。
・尿量が保たれていればよい。尿が少なく濃くないかチェックする。
・発熱時は当然ぐったりするので、少し下がった時に元気なら大丈夫。
という目安を教わりました。

後日知り合いにこの話をしたところ、アメリカで医者に連れて行くと、アイスキャンデーをくわえさせられて「大丈夫」と帰らされるだけ、という話を聞きました。











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